下回りが完成したところ。短時間でできそうに見えますが、ここまでの作業が実に難しく、特に、シリンダー内の弁装置(Slide Valve)の調整には神経を遣いました。ここにズレ等があれば、蒸気がうまく流れず、機関車が動かないからです。また、ピストン及びクロスヘッドの水平運動が動輪の回転運動に変換するための主連棒及び連結棒の調整にも時間がかかりました。とはいうものの、この状態は、弁やロッドの動きをじっくり見ることができたので、非常に楽しかったです。
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